2014-01-01から1年間の記事一覧
1. 左右そのものが逆転する場合と解釈できる「左右逆転」の問題 前回は「左右逆転(反転)」という熟語が、「左右そのものが逆転している(左右が主語である)」とも受け取れるし、「何かあるものが左右において逆転している」あるいは「何かあるものの左右…
左右逆転(反転)という用語について 鏡像問題の議論では「左右逆転(反転)」という用語ないし表現が頻繁に用いられるが、これは極めて簡潔な表現であるだけに、わかりにくい言葉である。というか、わかったように思われても、さらに理解を深めてゆくには問…
別のブログ『意味の周辺』で、前回から上記タイトルでシリーズとして連載予定で記事を書き始めました。過去に本ブログで最初に取り上げ、その後も繰り返して取り上げてきた鏡像問題にも関わる内容ですので、前回はこちらには転載しませんでしたが、今回は直…
表記の本についてはこの3月に某所の図書館で最初のごく一部を読み、ちょっとした読後メモを矢車SITEの方に書きました:http://yakuruma.blog.fc2.com/blog-entry-177.html。今回、前回読んだ箇所を含めて一部を残して通読し、今度はブログ「意味の周辺」の方…
この記事は別のブログ「意味」の周辺に掲載した記事ですが、鏡像問題に関連する記事でもあり、こちらにも転載します。今年1月の記事でお知らせしたテクニカルレポートでは、カッシーラーの著作から孫引き引用した形でマッハからの引用を提示し、それがレポー…
2007年暮に鏡像問題をテーマとした毎日新聞記事を取り上げた記事を書いてからもう7年目になります。それ以来、鏡像問題の根底にある認知現象の問題が鏡像問題を離れて空間認識に関わる様々な現象、問題に関わっていることに気付くようになり、例えば縦書きと…