火星の気候変化・温暖化
ニューヨークタイムズ10日の記事
Scientists Project How Dust Affects the Martian Climate
http://www.nytimes.com/2007/04/10/science/10obse3.html?ref=science
ウェブサイトに載せた要約を再録すると:
Nature に報告された Lori K. Fenton of NASA’s Ames Research Center and colleagues によるシミュレーションによる研究。火星の表面は観測開始以来、変化を続けてきた。今回、その明るさの変化は嵐の引き起こす塵(砂嵐?)に起因することが分かった。さらに火星大気温は毎年1度を僅かに超えて増加しつつある。南極の氷冠が縮小しつつあるのと関係があるかもしれない。
この記事のメインは火星表面の明るさ変化の原因としての砂嵐のことのようだけれども、後につけたりのように、しかし更に重要なこととして大気温変化と南極氷冠の縮小に触れられている。これは火星の温暖化の事実に他ならないようだ。もしも地球と共通する温暖化の原因があるとすれば太陽活動が当然考えられる。もちろん火星固有の原因かもしれないが、ニュース記事では原因に関しては全く触れられていない。