無反射ガラスに期待
5/16 と6/7 のmsn毎日の記事で、反射の少ないガラスの低コストの製法が開発されたとのニュースを見て思ったのは、パソコンなどのディスプレーに使われるようになればいいのだが、ということである。記事ではレンズへの応用に付いて言及されており、それは当然のことであるが、個人的にはパソコン、テレビなどのディスプレーの改良に繋がってくれればありがたいと思う。
ちなみに記事では「光が空気とガラスの境界を認識しにくくなる現象」という記述があった。こういう擬人的な表現は自然科学や技術でもごく普通に、いたるところで使われている。特にITではこの種の表現はおびただしいものがある。ただ、この記事の内容に関していえば、この種の表現による理解はかなり低レベルな理解になることは確かである。もちろんもっと高レベルの説明になると難解になってしまうし、またいくら高いレベルの説明になっても比ゆ的な表現がなくなる訳でもない。それにしても、この場合のこの表現はIT技術の語法の影響が影を落としているような気がする。